ぶらうにが語る映画と読書の備忘録

お前は何様なんだ!という批判は当然です。


邦画 / チーム・バチスタの栄光

★★★★★

阿部寛、竹内結子主演の医療ミステリー。

連続する心臓手術の術中死。厚生労働省官僚と心療内科医が謎の解明に挑む。

非常に面白く、流石ベストセラーの映画化である。

二時間ほどの尺で登場人物も多いのだが、脚本が整理されているおかげでラストまで軽快に観ることができる。

要所々々に配置された伏線の数々が、後半の謎解きで説得力のある材料になっている。

事件自体が医療事故というテーマにも関わらず、全編通じてユーモラスな雰囲気は、主演二人のキャラクターと絶妙な掛け合いによるところが大きいだろう。

ラスト、犯人が判明したときに心療内科医の竹内結子が『最初に会った時に私が気付いてあげれば…』と悲嘆にくれる言葉に心療内科医のリアリティを感じ、強い説得力を感じた。

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