ノンフィクション / 日本代表戦術アナライズ
★★★★☆
オフトからアギーレまで、それぞれのサッカー日本代表監督がどのような思想を持ち、実際にどのように戦ったのかの記録。
主にW杯における試合を振り返っているのだが、試合展開の描写が巧みでオフト時代からリアルタイムで観戦してきた身としては、軽い興奮を覚えながら読むことができた。
任期を全うできなかったオシムやアギーレへの期待感や日本サッカー協会の一貫しない育成方針など読み応えも十分。
惜しむらくはハリルホジッチの評価までは聞いてみたかったのだが、その点が残念。
この著者の本はいつも水準以上の内容なので、安心して購入できる。
0