ぶらうにが語る映画と読書の備忘録

お前は何様なんだ!という批判は当然です。


ノンフィクション / 1993年の女子プロレス

★★★★★

なぜ女子プロレスは1993年に激しく咲き誇り、その後、急速に萎んでしまったのか。時代を彩った名レスラーたちのインタヴュー集。

インタヴューされているレスラーは、下記の通り。

ブル中野、アジャ・コング、井上京子、豊田真奈美、伊藤薫、尾崎魔弓、ジャガー横田、デビル雅美、ライオネス飛鳥、長与千種、里村明衣子、広田さくら、神取忍。

この本で明らかになるのは、女子プロレスの激しさと業深さ。

他人を蹴落としてでも成り上がれという全日本女子プロレスの流儀。

ジャガー横田に代表されるシュート(真剣勝負)の歴史。

クラッシュ・ギャルズが持ち込んだ男子プロレスのエッセンス。

ブル中野とアジャの革命と覚悟。

豊田真奈美の常識を超えたバネと無尽蔵のスタミナ。

神取忍の柔道をバックグラウンドにした凄み。

そして、利己的とさえ揶揄されかねないデンジャラスクイーン、北斗晶。

その一つ一つのエピソードが想像を絶しており、読む者の目を離さない。

こんな凄い戦いを知らずにごめんなさい。

こんな凄い覚悟を知らずにごめんなさい。

女子プロレスの魅力を余すところなく伝えてくる力作である。

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