ぶらうにが語る映画と読書の備忘録

お前は何様なんだ!という批判は当然です。


邦画 / マスカレード ホテル

★★★★★

まず文句なく面白い。

新年も始まったばかりだが、今年の邦画ベスト5に入る出来映えである。

観る前の印象としては、出演者だけ豪華にして宣伝費を大量につぎ込んで興行収入だけよければいいというフジテレビ制作のいつもの映画というものだった。

ところが実に丁寧な作りで豪華俳優陣も無駄なく配されており、好印象である。

ミステリーとしても良く出来ており、犯人を探す物語である一方、被害者を探す物語でもある。

ただ、出演している豪華俳優陣を事前に把握していると感の良い人は早々に犯人に見当がついてしまうかもしれない。

ここは是非、オフィシャルサイトなどを見ずに観覧することをお勧めする。できれば、俳優陣が列挙されたポスターもシャットアウトするべき。

主演の木村拓哉もいつものキムタク演技ではなく、程良く抑制の効いた好演である。

個人的に残念なのは、友情出演していた明石家さんまを見つけることができなかったことである。

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