エッセイ / のはなし

★★★★★

伊集院光のエッセイ。

伊集院光のラジオは眠れない夜に聴いたりしており、内容には何も不安がなかった。

メルマガに連載していたものを収録しているとのこと。

『あそこが痒い話』から始まるこのエッセイ。　冒頭からかなり笑える。

全体的には下世話な話が多いのだが、逆に日常の中にある不条理を笑いにしており、伊集院光の価値観を面白おかしく伝えるメッセージ集のようでもある。

そこには少年時代の思い出や、日々の生活における疑問、社会への疑問など多岐に渡っている。

と書くと小難しいようだが、内容の９割が下世話であり、笑える。

続巻も出ているので、多分全巻読むと思う。