洋画 / バーティカル・リミット
★☆☆☆☆
難攻不落の雪山K2で繰り広げられる救出劇に兄妹のわだかまりを交えた物語。
雪山を舞台にした佳作というとスタローンの『クリフハンガー』が思い浮かぶが、比較対象にもならない駄作だった。
まず圧倒的に俳優の演技が見てられない。軽過ぎて窮地も感動も何も伝わってこない。
これは脚本や演出にも責任があるが、登場人物のバックボーンがステロタイプなものばかりで感情移入がし難い。
次々とピンチが訪れるのだが、訪れた次のシーンでは結末が訪れる。溜めもなにもあったもんじゃない。これが延々と繰り返されるのだが、出来の悪いショートコントを見せられているみたいだ。
一番印象に残ったのが『雪きれい』では駄目だろう。
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