エッセイ / 超現代語訳 幕末物語
★★★★★ いわゆる幕末解説本。 この本の特徴は、今どきの若者言葉を使用した砕けた論調が面白く、看板に偽りなく『圧倒的に』分かり易く、面白い。 西郷隆盛や坂本龍馬のエピソードは、その他の解説本や小説を…
お前は何様なんだ!という批判は当然です。
★★★★★ いわゆる幕末解説本。 この本の特徴は、今どきの若者言葉を使用した砕けた論調が面白く、看板に偽りなく『圧倒的に』分かり易く、面白い。 西郷隆盛や坂本龍馬のエピソードは、その他の解説本や小説を…
★★★☆☆ 三谷幸喜監督の歴史コメディ。 本能寺で急死した織田信長の後継者を決めるべく集った筆頭家老たち。会議を二分する羽柴秀吉派と柴田勝家派。取り巻く全ての人々の思惑が絡みながら、会議は進む。 原作…
★★★☆☆ 安彦良和によるイエス・キリストの伝記。 安彦良和は数々の歴史事件を独自の解釈で漫画化しており、新約聖書の世界をどのように描き出すのか興味深く読んだ。 新約聖書の入門書としては抜群に解りやす…
★★★★★ 鯨統一郎のデビュー作にして傑作の歴史ミステリー。 カウンターバーで繰り広げられる歴史談義。そんな中、驚きの奇説珍説を唱える男がいた。彼の主張をめぐってバーの夜は喧々諤々。 ブッタの悟り、邪…
★★★★★ 中国。清朝末期、西太后を中心とした国家の混迷ぶりをドラマチックに綴った物語。 この小説の白眉とされる点は、なんと言っても『西太后の人物設定』に尽きる。 残忍無比で清朝滅亡の根源とされる女性…
★★★★★ 司馬遼太郎の作品から『世に凄む日々』と『竜馬がゆく』を取り上げ、史料との差を詳らかにしている。 驚くのは司馬遼太郎の作品内における虚構の多さ。 数々の小説の中で印象に残っている箇所が史料に…
★★★★★ 欧州文化の礎にもなったローマ帝国の興亡を綴った塩野七生のライフワーク『ローマ人の物語』第一巻。 文章が簡潔で整理もされており、読みやすさは抜群。 ローマ人が王政から共和政に移行し、イタリア…
★★☆☆☆ 織田信長が逗留している本能寺にタイムスリップしてしまう綾瀬はるかのお話。 観る前の期待値が高かったのだが、とんだ肩透かしだった。 脚本が絶望的につまらない。 主人公がタイムスリップして織田…
★★★☆☆ 司馬遼太郎が描く乃木希典の物語。 乃木希典というと明治天皇崩御に殉じた軍人という知識しかなかったので興味深く読むことができた。 陸軍大将にまでなり有名な軍人だったので、先入観で優秀な人物だ…
★☆☆☆☆ 司馬遼太郎の小説を映像化。 原作で繰り広げられた緻密な謀略戦を描くには尺が足りないのではないかと危惧していたが的中。 2時間半もの時間を費やしたものの何とも薄味な内容。 脚本の未整理が目立…